鳥取大学工学部 化学バイオ系学科
工学専攻 化学バイオコース
工学研究科

Chemistry and Biotechnology

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教育の特色

今世紀における化学と生命科学は、産業の中心として期待されているだけでなく、エネルギー問題や環境問題の解決、健康・長寿な社会の維持などを支えるきわめて重要な学問へと発展してきています。化学バイオ系学科では、有機化学・無機化学・物理化学などの基礎化学、ならびに微生物学・生化学・分子生物学などの基礎生命科学を幅広く、かつ体系的に教育するとともに、化学と生命科学にまたがる専門教育や様々な最先端研究の実践を通して、化学・医薬品・食品・エネルギーなどの産業や環境問題の解決に貢献しうる、創造性豊かな人材を養成します。

教育プログラム・養成人材像

化学バイオ系学科では、合成化学、材料化学、グリーンケミストリー、バイオサイエンス、バイオテクノロジー、医工学の6つの教育プログラムを設置しています。各プログラムでは、化学や生命科学を基盤とした高度な教育・研究を展開し、21世紀の化学産業や医療・創薬産業を牽引する、もしくは様々な問題を独創的な視点をもって解決できる人材を養成します。

合成化学プログラム

化成品・高分子材料・生体機能材料などを自在に分子設計・合成・評価でき、未来の医薬品開発や化学プロセス工業に貢献する人材

材料化学プログラム

新規な有機・無機材料の創製や機能性評価ができ、さらには化学的視点から次世代エネルギー問題や環境問題の解決に取り組める人材

グリーンケミストリープログラム

化学と生命科学にまたがる視点から生体触媒や有機触媒などを活用するグリーン反応プロセスを構築でき、それを通じて環境問題の解決に貢献できる人材

バイオサイエンスプログラム

化学に関する幅広い基礎知識さらには高次の生体反応や機能を理解し、新物質や新薬などを先進的に創製できる人材

バイオテクノロジープログラム

生命現象を化学的視点と共に理解し、さらに微生物の生命機能などを最大限に活用しながらエネルギー問題や環境問題を解決できる人材

医工学プログラム

化学と生命科学に関する専門知識を医学領域と融合した医工連携によって、医薬品や医療機器などの開発を推進し、高度化する先端医療技術の発展に貢献できる人材