松浦教授らの論文がアメリカ化学会のBioconjugate Chemistry 誌に掲載され、表紙に選ばれました!
松浦和則教授らの研究グループは、トマトブッシースタントウイルスの内部骨格ペプチドにヒト血清アルブミンを結合させ、分子の自己集合により、ヒト血清アルブミンが表面修飾された人工ウイルスキャプシドの構築に成功しました。このタンパク質修飾人工ウイルスキャプシドは、新しいドラッグデリバリーシステムのキャリアーとして期待されています。
この成果は、2019年6月にアメリカ化学会のBioconjugate Chemistry 誌に掲載され、表紙(Supplementary Cover)にも選ばれました。
論文タイトル:Artificial Viral Capsid Dressed Up with Human Serum Albumin
著者名: Kazunori Matsuura* and Takahide Honjo
掲載誌:Bioconjgate Chemistry, 30, 1636-1641 (2019)
URL: https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.bioconjchem.9b00327